京都工芸繊維大学工芸科学部 生命物質科学域高分子機能工学部門 高分子物性工学研究室

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    round関数とその応用アイディア

    round関数とその応用アイディア

    round命令は四捨五入を与える関数だ。

    print round(2.6)

    とタイプすると3と表示されるはずだ。
    前回、フィッティング結果をグラフ中に表示する方法を説明したが、有効数字が5桁ほどあって見にくかった。今回は、round関数を使って、すっきりとした注釈表示を行ってみよう。

    34.72384 という数値があって、少数第2位まで表示させたい場合、皆さんならどうしますか?このまま四捨五入すると、もちろん35になってしまいます。

    そこで、
    print round(34.72384*100)/100
    と入力してはどうでしょう?
    いったん、100倍することで、3472.384とし、ここで四捨五入します。すると3472となるので、100で割ると34.72のできあがり!

    ■前回のマクロを書き換えてみましょう。

    Macro AppendResults()
    string aTEXT=num2str(round(w[0]*100)/100)
    string bTEXT=num2str(round(w[1]*100)/100)
    TextBox/C/N=text0/F=0/S=3/A=MC “\\F’Times’\\Z14a = “+aTEXT+”, b = “+bTEXT
    end

    いかがでしょうか?
    ( ) の場所をくれぐれも間違えないようにしてください。