外部データの読み込み:LoadWaves(初級)
外部データの読み込み:LoadWaves(初級)
各種装置で記録したテキストデータを IGOR で読み込むためには、以下のように Data メニューから LoadWaves を選び、Load General Text…を選択する。(あらかじめテストデータをここからダウンロードしておくこと)
そうすると縦一列に並んだデータ名の入力が求められる。一つのファイルの中に複数の列にわたってデータが存在する場合、列の数だけ入力欄が現れる。1列目をt_bottom、2列目をDc_leftとでも名付けて読み込んでみよう。(10月30日に記事を修正しました:Windowsでも解凍できるようにファイルをZIP形式に変更しました。少々くどいファイル名は修正前の記事のなごりです。)
またデータの1行目に wave 名が書き込まれていれば、それを wave名として2行目よりデータが読み込まれるようだ。Load General text…は、一般的なASCIIテキストデータを読み込むための命令だが、この他にExcelシート、画像データやバイナリデータも読み込み可能だ。コマンドラインからは、LoadWave/Gとタイプすればテキストデータの読み込みが行えるが、これについては後日紹介する。これまで述べてきた方法で、以下のようなグラフを作成してみよう。
次回はこのグラフを元に、高度なグラフ作成に挑む予定だ。