第36回散乱研究会で講師を務めました
光散乱、X線散乱、中性子散乱法は、高分子やコロイド粒子など、ソフトマターや分散系の解析法のカナメです。年に一度、(1) 散乱の基礎解説から、(2)「最先端計測技術」や「散乱を使った斬新な研究発表」が行われるのが、この「散乱研究会」です。そしてなんと、参加費は無料です。毎年、民間企業、研究機関、大学から、多くの研究者が訪れています。
2024年11月22日(金)、第36回散乱研究会では則末が午前中の基礎講座の講師を務めました。特に午前中の基礎講座では、静的光散乱法、動的光散乱法、電気泳動法のノウハウが紹介される事が多いのですが、今年は3年に1度の動的光散乱法の年でした。この会は、講義発表だけでなく、来場の参加者から質問を受けて、別途講師全員で解説する時間が設けられているのも良いですね。今年も非常に多くの質問や相談がありました。